最近のパソコンはメモリ8Gか16Gが主流になってきていますが、どちらが良いのでしょうか?
どちらも一概には正解とは言えず、使い方によってメモリの必要量が変わってきます。
今回は用途別でどの程度搭載されているのがベストなのかご紹介します。
パソコンのメモリ8Gと16Gのメリット・デメリット
ではパソコンのメモリで8Gと16Gではどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
別々に解説していきたいと思います。
パソコンメモリ8Gの場合
まずパソコンのメモリが8gの場合ですが、16Gに比べて値段が安くなることです。
メモリの搭載量が2倍になると1.5倍~2.0倍金額が変わってきます。
当然会社でパソコンを大量に導入する場合は1台辺りの値段が安くなるため選択肢としては8Gに軍配があがると思います。
会社や個人でもMicrosoftOfficeで表計算や文章を書く単純な作業程度なら8Gでも十分でしょう。
しかし個人で購入する場合あまりおすすめできません。
今は良くても将来的にゲームをしたり動画編集や配信をしたいと思っても想像以上にメモリ使用量が多く8Gでは容量不足になる可能性が高いです。
作業をしながらYouTubeを見たりするだけでもメモリを大量に使用するため、8Gでは足りない場面が多いです。
こちらは実際にYouTubeとwebサイトを同時に開いている状態のメモリ使用量画面です。
赤枠で囲った使用中の数字を見て下さい。
9.7G使用していますので8Gでは既に足りていないことがわかります。
このように複数のページを開いたりソフトを起動したりする場合は16Gが最低ラインになってくるでしょう。
パソコンメモリ16Gの場合
先程お伝えした通り16Gあると余裕がありますので、複数のアプリケーションを起動してもそこまで問題にはならないでしょう。
しかし、メモリの容量が増える分パソコン自体の値段も上がってしまいます。
個人使用で1台購入する分には8Gに比べても快適に使えるようになるので金額も許せる部分があると思いますが、会社のような大量購入する場合はやはり大きな金額になってしまうため厳しいでしょう。
Office用途なら8G、複数のアプリを並行して使うなら16Gは必要と考えれば良いかと思います。
パソコンメモリ8Gにおすすめの用途
では8Gではどの程度の作業が可能でしょうか?
ブラウザでのweb閲覧
Officeソフトによる事務作業
Google Meet・Skype・Zoomなどのオンライン通話
プログラミング
YouTubeの視聴
この辺りを単体で使用するなら8Gでも足りるかと思います。
しかし先程もお伝えした通りこれらを組み合わせたマルチタスク(複数同時使用)するには容量不足に陥る可能性があるので、余裕が欲しい場合は16Gも検討しましょう!
パソコンメモリ16Gにおすすめの用途
16Gの場合はマルチタスクなどできることも広がります。
3Dゲームのプレイ
動画の編集、配信
Adobeのような重めのソフト使用
仮想デスクトップ
複数のブラウザタブを開く
重い作業でも16Gあるとなんなくこなせる場合が多くなります。
YouTubeで動画を再生しながらブラウザでwebサイトを閲覧することも可能です。
3Dゲームのプレイや動画編集・配信もできるようになるでしょう。
AdobeのPhotoshop・illustrator・premiereproも使用することができるはずです。
しかしメモリ16G搭載する場合は更に高性能なCPUやグラフィックボードの増設も必要になる用途が増えるためこちらも予算に考えておかないと思ってたより重い!という事態に陥る可能性があるので注意しましょう!
まとめ
パソコンメモリの8Gと16Gの用途別に解説しました。
そのパソコンで何をするのかによってメモリの搭載量も考えたいところです。
軽めの作業なら8Gでいろいろ作業したいなら16Gと考えておけば間違いないと思います。